急性膀胱炎から腎盂腎炎になる場合

膀胱炎の症状によって、時には切迫性尿失禁という症状を起こすことも珍しくはないそうです。これは、尿意を感じたとしてもトイレに間に合わないことや、トイレに何とか間に合ってもドアを占めて下着を下ろしているあいだに漏れてしまうといった症状のことです。本来ならば、排尿の準備が整って脳から指令が出ますので初めて膀胱が収縮し尿が出ます。

 

しかし、切迫性尿失禁の場合は、脳の指令に関係なく勝手に膀胱が収縮してしまいますので尿が出てしまうのです。このような状態は女性にとって辛い症状だといえるでしょう。そして炎症などによって膀胱が過敏になることも、切迫性尿失禁の原因のひとつだと言われています。急性膀胱炎がひどくなってしまうと細菌が膀胱から尿管を伝わって上にあがってしまい腎盂腎炎を起こすことがあります。

 

膀胱炎では熱は出ないのですが、腎盂腎炎になってしまうと38度以上の熱が出てしまい、腰痛や背中の痛みが起こるのが大きな特徴です。腎盂腎炎の場合、炎症が腎臓の実質にまで及んでいるため膀胱炎よりもその症状は重いといえるでしょう。これにも抗生物質などの薬がよく効くようですが、治療をするためには入院して行われることが多くなります。